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山行記録-Index
北アルプス上高地から涸沢カール・涸沢岳<1日目/2日目/3日目> |
2006年5月4日(木)〜6日(土) 上高地〜涸沢カール〜涸沢岳(3,110m)
なんと、今年の私は「大型連休」です!
10数年ぶりのまともなGW、これはぜひ憧れの北アルプスに足をのばさねばっ!!
しかしGWといえば「高速道路の大渋滞」はお約束。
渋滞の中1人車を走らせるのにはかなり躊躇してしまいます。
…と言う事で!
えびさんたちも使ったという「さわやか信州号」で行くことにしました。
さて、平成18年豪雪の名前もついた今年は「残雪」が大量にあり
春山のシーズンに入ってもあちこちで山の遭難事故のニュースが報道されています。
単独行である私にはあちこちからありがたい「心配」のお言葉が。
しかし私にとってコレだけの連休はなかなかないこと。
コレを逃すと憧れの涸沢カールがまた遠くなってしまいそうです。
なので、思い切ってバスの予約を入れました。
11時に新宿を出発する夜行バスのさわやか信州号。
冬山装備の巨大なザックを担ぐ登山者と、気軽ないでたちの観光客を乗せて出発です。
私はバスが走り出すとすぐにビールを開けてのんびり楽しみ、ゆっくり眠りました。(^^)
☆コース☆
上高地バスターミナル→明神→徳沢→横尾→涸沢→涸沢岳→涸沢→横尾→徳沢→明神→上高地バスターミナル
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バスは渋滞もなく走り、沢渡で低公害バスに乗り換え上高地へ入ります。
上高地は一般車の乗り入れが規制されているので
スイスイ走りバスターミナルへは定刻6:00到着でした。
ターミナルは除雪された雪が高く積まれていました。
「暖かい」といっても気温は真冬並み。
私にとって初めての上高地でわくわくそわそわしますが
何はともあれストーブを取り出して湯を沸かし
温かいカップラーメンを作って腹ごしらえ。
霜がびっしり付いたインフォメーションセンター横のテーブルで朝ごはんです。 |
インフォメーションセンターはバスターミナルのすぐ横にあります。
登山道の様子などの情報が写真入で掲示してありました。
雨具やスパッツ、アイゼンやストーブまで売っているのにはビックリです。(^_^;) 更衣室や有料シャワーもあり、とても便利です
建物の横にはテーブルやいすがありくつろげます。
水場もばっちり、トイレもすぐ脇にあります。 |
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インフォメーションセンターの正面に登山届のポストがあります。
今回はしっかり登山届を出しました。
「無事に下山されたら、下山届は出さなくて結構です。」
と書いてありましたが、無事かどうかどうやって確認するんでしょうねぇ?(笑) |
腹ごしらえ、登山届の提出も済ませ身支度を整えます。
今回の荷物は私にしては重たい約15Kgありました。
(え〜、その内お酒がかなりの割合だったりしますが。笑)
山小屋とは言え、雪の中に泊まるというのも初めてなので
何をどのくらい持って行けばいいのか、想像でのパッキング。
さて、ストックもしっかり準備しました。
この3日間の天気予報は好転して、ばっちり晴れてます。
まずはとりあえず涸沢まで入る予定で動き出します。
バスターミナルを出発したのは6:50でした。 |
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歩き始めるとすぐ梓川に出ます。
そして、目の前にはど〜んと雪で真っ白の穂高連峰が!!
青空をバックに朝日を浴びて輝く白い山は
涙とため息が出るほど美しかったです。
写真は河童橋付近から望む穂高連峰です。
絵心を刺激されて長々ファインダーをのぞきたいところですが
先が長いので歩き始めます。
そうそう、ほとりで穂高の絵を描いている方がいました。
アレは油絵だろうなぁ。
かなりお上手でしたよ。 |
河童橋を過ぎて明神へ向かう道です。
歩道の脇には美しい水の流れがあります。
水草がゆらゆら揺れるクリークはフライを振りたい衝動に駆られます。(笑)
歩道は除雪されていますが、道の両脇にはしっかり雪。
コレは、お花はちょっと無理そうですね。(^_^;)
雨の後の…というよりも雪が解けてできた水溜りがあちこちに。
観光客の皆さんは足元にちょっと苦労しそうでした。
途中で通り過ぎた上高地ビジターセンターはひっそりしていました。 |
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雪をかぶった明神岳。
ちょこんととんがった山です。(^^)
歩道には雪はありませんが
雪がとけて大きな水溜り、ぬかるんでいるところも。
この道をのんびり歩いているのは観光の人達。
山に登る目的の人は、結構ハイペースで歩いています。 |
7:40明神到着です。
明神館前のベンチには大勢の人が休んでいました。
登山客も観光客もごちゃ混ぜです。 |
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私も一旦ザックを下ろし、フリースを脱いで温度調節しました。
グランテトラの水筒から水を飲み、7:45出発です。
上高地から横尾までは通称「横尾街道」と呼ばれているそうです。
アップダウンのほとんどない道をひたすら歩きます。
しかし、観光客が歩くのはほとんど明神まで。
ここから先は登山者の世界です。 |
少し歩くと白沢に架かる橋を渡ります。
橋を渡ると白沢出合です。 |
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徳本峠の道を右に分けます。
「とくごう」と読むの、初めて知りました。
ずっと「とくもと」だと思ってました。(^_^;)
雪の徳本峠は怖い場所です。
素人が足を踏み入れてはいけない…。
そう思いながら先を眺めて通り過ぎました。 |
いよいよ歩道にも雪が出てきました。
観光客が歩かないから、除雪もあまりしていないということなんですね。
でも特に歩きにくいことはなく、さくさくと進んで行きます。 |
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古池越しに穂高連峰を望む。
この池にも岩魚がいるそうな…
いいな、いいな。
ま、たぶんこの辺りは釣りはできないのでしょうが
岩魚や山女が住めるというのは素敵な場所だということです。(^^) |
しばらく歩くと河原へ誘導されました。
インフォメーションセンターで見た「道の崩壊による迂回」のようです。
広く明るい梓川の河原歩き。
雪に覆われた歩道には花もありませんでしたが
河原を歩いていると膨らんではじけた柳の芽が。
う〜ん。やっぱり春なんですよね。(^^) |
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明るい雪のない梓川の河原をしばらく歩くと
やがて正規のルートへ戻ります。
ほんの少しの春の河原から雪に覆われた世界へ…。
でも、なんだかほっとしてしまったり。(笑) |
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結局、というか当然というか。
ニリンソウにはもちろん出会えず。
だってあたり一面雪の下だもんなぁ。
またいつかのお楽しみですね。
そしてしばらく歩くと徳沢ロッジが見えてきました。 |
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徳沢のテン場。
雪の上にカラフルなテントがたくさんありました。(^^)
周りを歩いているのも登山客ばかりです。
結構な人数なんですが、広いせいなのかな?
あまり気になりません。 |
徳沢園の横のベンチです。
大勢の登山客が休憩していました。
残雪期とは言えまかりなりにも雪山に
初めて1人で行こうというせいなのでしょうか。
こういう賑やかさにとてもほっとしたりします。 |
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8:45 徳沢到着。
徳沢園売店入口の張り紙。
<登山情報>
涸沢方面
トレースがしっかり付いている。
雪崩の心配が少しあるのでよく周りを見て登山してください。
アイゼン・ワカン等は必要なし。
ただし、雪の量は例年の2.5倍。(平均数10m)
涸沢より穂高方面
完全冬装備者・経験者のみ登山可能。 |
さて、いよいよ横尾へ足を進めます。
横尾街道とも呼ばれるらしい横尾までの歩道。
所々雪が残っている部分があるものの
歩行時間はほぼ夏時間? |
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横尾に向かって歩く・・・。
周りを歩いているのはなんだかやたらベテランぽい人ばかり。
そう、ザックにピッケルが付いているだけでベテランだと思っちゃうんだなぁ。(^_^;)
普段は割と歩くペースは速いつもりでいるけれど
今日は抜かされてばかり。
しかもみんなザックがどでかい!(^_^;)
しかし…このあたりでいや〜な事件が。
前を歩いていた3人パーティー。
どうやら先頭の人が道に張り出していた木の枝をよけていたらしいのですが
自分のパーティーのメンバーが通るあたりで手を離したみたいで
すぐ後ろを歩いていた私に向かって、突然鋭く反発してきた枝が…!!
驚いて反射的に避けられましたが
(思わず「うそぉ!!」と叫んでしまいました。(^_^;)
何も分からないところにムチのようにしなった枝。
しかも目の高さ。かなり危なかったです。(怒) |
横尾の手前から見る穂高連峰。
雪に覆われて真っ白…。
とは思っても、はて自分がどの辺りまで行くのか
さっぱり分かっていなかったりします。(笑) |
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山は間近に迫って見えてくるけれど
相変わらず平坦な横尾街道。
だだっ広いけれど
トレースは非常にはっきりしていて迷いようがありません。 |
いよいよ見えてきました屏風岩。
「夢見るゴリラちゃん」に見えるのは私だけ?(笑)
さて、屏風岩が見えてきたということは
そろそろ横尾です。 |
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横尾のテン場。
徳沢よりさらに数が多いカラフルなテント村。 |
10:00 横尾到着。
一旦ザックをおろしトイレ休憩。
ここから涸沢に着くまで、小屋はありません。
横尾山荘のそばには思ったほどたくさん人はいませんでした。
10:10 出発です。 |
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横尾大橋から穂高連峰を望む。
横尾大橋のそばには結構人がいました。
これから涸沢に行く人、涸沢から帰って来た人…。
それぞれ橋のたもとで食事をしたりアイゼンを片付けたりしていました。 |
横尾大橋です。
橋の床部分は木製なので「アイゼンをはずして渉るように」書いてありました。
うっかりストックが床板の間にはまるととても歩きにくいので
ほぼ両手を挙げて歩いていました。(笑) |
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横尾大橋から梓川越しに穂高連峰。
ず〜っと橋の上にいてもいいくらい素敵な景色です。
空の青、雪をかぶった穂高の白、カラマツの茶、梓川のエメラルド色。
横尾大橋は割りと大きな橋なので
他にも何人か立ち止まって写真を撮っている人がいました。 |
さて、だだっ広い横尾の河原歩きです。
一面雪原となっていますが
トレースがはっきりしているので迷いません。
日差しをさえぎる物もなく、天気が良いのでかなり暑かったです。 |
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とにかくだだっ広い雪原を歩いて行きます。
気温が高いせいで雪はかなりべしゃべしゃです。
「こういうのを腐ってるっていうのかなぁ?」
なんて思いながら歩いて行きます。
ひたすら、ひたすらだらだらとべしゃべしゃの雪の上を歩き
「もうそろそろ勘弁してよぉ。」という気分になります。(笑)
不思議なのは、下ってくる人たちがみなアイゼンをつけていることです。
こんななだらかなところで、何で??? |
沢筋を登っていきます。
ところどころ水流が現れていました。
この水の色!!!
「水好き」の私にはたまりません。(笑) |
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流れをすぐ横目に見ながら歩いて行きます。
雪が汚れているのは…春だから??
しばらく沢筋の雪の上のトレースを歩きますが
水流に削られてトレースの下がかなり危ない所もありました。
先行しているパーティーは何も考えずにトレースをなぞっており
後ろから見ていてかなり冷や冷やしました。
ライン取りに手間取っているようなのでしばらく先行させて頂きました。 |
沢筋をしばらく歩くとやがて横尾谷に入ります。
もう不安はないので先ほどのパーティーに先行してもらいました。
この時、パーティーの最後尾にどうやら単独行らしき男性がいました。
完全に1人になってしまうのは不安なので
なるべくこの人の後ろについて行こう…と思いつつ進みます。
実は木の脇を通る時に枝を避けてもらい
横尾手前の一件もあって余計に好印象だったのでした。(笑)
横尾谷に入るとあちこちにデブリ(雪崩跡)が。
トレースにはかかりませんが、さすがに多かったです。
思わず気を引き締めながら歩きます。 |
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横尾谷を詰めて行きます。
やはり登りにはアイゼンは全くいりませんでした。
良いお天気で風もなく、暑いくらい。
それほど急な登りではないけれど
距離があるから、やっぱりしんどいなぁ。
そこまで行ったら休憩をしよう、と思っていた本谷橋は完全に雪の下でした。
11:40 本谷橋付近到着。
左に写っているのは横尾からの登りで出会って意気投合したS氏です。
1人でちょっと不安だったのですが、リードして頂いたおかげで安心でした。(^^) |
本谷橋で少しだけ休憩してからまた歩き始めると
だんだん目の前が開けてきました。
登りはしんどい、ゆっくりゆっくり一歩一歩だけれど
見上げれば抜けるような青空!!
目の前に広がる光景に胸が高鳴ります。 |
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明日のジョーのようにうつむきながら詰めていくと
「あ、こいのぼり、ほら!」
言われて目を凝らせば…
「わ〜い!ホントにこいのぼりだぁ〜!」\(^o^)/
「…でも、見えてからが長いんですよね!?」
「そうですね。」
…はい。(^_^;)
気を抜かずに頑張ります。(笑) |
目の前に広がる涸沢カール。
やった〜!
とうとうここまで来ました♪
そして前穂、奥穂、白出しのコルもくっきりはっきり。
雲ひとつない抜けるような青空。
雪で真っ白の涸沢カール、穂高連峰。
ため息。
そして、笑顔、笑顔、笑顔。
嬉しいなぁ!! |
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私は師匠I氏のお勧めの涸沢小屋に泊まる事にしていました。
S氏も私を案内がてら同じ涸沢小屋に泊まる事にしてくださり
前日からテン泊で涸沢入りしている先輩のU氏と合流することになりました。
「よ〜し!下から上に来てもらって、ビールおごらせよう!」
「わ〜い!」\(^o^)/
S氏が取り出したのは無線でした。
アマチュア無線の免許を持っているそうで
その昔アマ無に憧れた私は興味津々。(笑)
無線機本体より大きくて重たそうなアンテナにびっくり。 |
13:30 涸沢小屋到着。
上高地から休憩を入れて6時間50分は上出来でしょう。
お天気が良かったし、トレースもはっきりしており
後半はずっとS氏にリードして頂いたので
このペースで上がれたのだと思いました。(^^)
それにしてもWEBで見たとおりの涸沢小屋。(当たり前か!・笑)
小屋の前のテラスは大勢の人で賑わっていました。
上から降りてきた人、下から上がってきた人…。
私たちもとりあえずテーブルをひとつ確保しました。 |
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…と、辺りにやたら大きな音が響き渡ります。
下を見ると涸沢ヒュッテの辺りにヘリコプター。
「おおお!アレがうわさのヘリコプターかぁ。」
発着しているのはどうやら正規のヘリポートではないらしいです。
ヘリポートはまだ雪に埋もれているみたいでした。 |
そして。
テーブルを確保してザックをおろしたら、まずはお約束のソフトクリーム!!!
小屋の入口にもでかいソフトクリームがぶら下がっているのを
私はしっかりチェックしてました。(笑)
ん〜〜!
こんな山奥、快晴の涸沢カールで
ソフトクリームを食べられるなんて幸せ!!\(^o^)/ |
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涸沢小屋のテラスにてソフトクリームを片手に。(笑)
この写真はS氏に撮って頂きました。
ソフトクリームのボリュームも良くわかると思います。
あたり一面雪の世界で真っ白ですが
良いお天気で暑いくらいで、テラスで休んでいる人はみな軽装でした。 |
カールの中央の大デブリ帯です。
あんなのには巻き込まれたくないなぁ。(^_^;)
その手前をパーティーが降りてきています。
デブリがいかに大きいか分かります。
それにしてもこのカールの大きなこと…! |
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涸沢小屋から望むあずき沢と前穂高岳。
無線でやっと連絡が付いた先輩のU氏は丁度奥穂から降りてくるところでした。
師匠I氏からは「天気・コンディションが良ければ上に上がっても良し。」
…この晴天、誰が見ても「最高のコンディション」ですよね?
Blogで「最終目的地は涸沢カール!」なんて言っていましたが
コレは、上に上がれるんじゃないの??
まさしく、絶好のチャンス!じゃないの??? |
…なんて思っていると、穂高の上に真っ白い飛行機雲!
うわぁぁ。
まるでテレビCMでも見ているかのようです。
写真じゃちょっと見にくかったなぁ。
丁度中央の辺り…白い一筋。
見えますか?(^^) |
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そして、奥穂から降りてきたU氏到着!!
「お疲れ様でした〜!」(^。^)
きっといきなり現れた私にビックリしていたことでしょう。(笑)
左がU氏、右がS氏、手に持っているのは3人分の生ビール!(^^)v |
前穂をバックに2ショット!
後ろに小さく見えているのが涸沢のテント村。
以前は低山徘徊派だったというU氏は
S氏に北アルプスに連れて来られて以来はまってしまったとか。
今ではすっかり冬山テン泊です。(笑)
え?私??
こんな日に登っちゃって、はまらないわけがないですね!!(^^)v
ああ、それにしてもいいお天気です。 |
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横尾からの登りで意気投合したS氏。
豊富な経験と実力の持ち主であるS氏は、しかし謙虚で優しい山男でした。
結局下山日までずっと一緒に行動してくださいました。
それにしても身長180cm…大きいです! |
涸沢小屋にチェックインの手続きを済ませてから涸沢ヒュッテへ。
U氏は自分のテントに帰って荷物を置いてからテラスへGO!
さすが天下の涸沢ヒュッテ。
雪の山奥とは思えないほどの混雑振りです。
それにしてもすごい雪です。
売店やテラスには雪の斜面を降りて行かなければたどり着きません。 |
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どうです?
この、人、人、人…!
涸沢ヒュッテのテラスは大賑わいです。
そしてバックにはこいのぼり。
私、こいのぼりはもう少し小さいのかと思っていました。 |
はい!
涸沢ヒュッテでおでんと生ビールGET〜!!(笑)
青空をバックに涸沢カール、穂高連峰。
涸沢小屋のソフトクリーム。
そして涸沢ヒュッテでおでんと生ビール。
野望は次々と達成されていくのでした。(^^)v
寒がりの私は完全防備でホカロン装着。
夕食ぎりぎりまでテラスで盛り上がっていたのでした。
う〜ん。幸せっ!(*^▽^*) |
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涸沢小屋の夕食。
メニューはチキンステーキでした。
雪山の中、暖かい食堂、食事に感謝。
しかし予約なしの私たちの部屋は地下(本来は1階?)
石の狭い階段を下りていくと、なんと息が白い!!
それもそのはず、半分以上雪に埋まっているのです。
階段にはしっかり氷が固まっていました。(@_@;)
夕食後は売店が深夜営業の(笑)フリースペース。
飲み足りない面々が集まってきていました。
私もS氏とビール片手に長々お話しました。(^^)
真っ暗になった7時過ぎ、男女2人のパーティーが到着。
うわ。大変だったろうなぁ。
無事で何より…お疲れ様でした。
…なんて思いつつ話をしていると
「????アレ?何、あの明かりは?」
9時過ぎにあずき沢を降りてくるパーティーが。
テント村の明かりが見えて迷いはしないだろうけれど
上に泊まればいいのに…事故がなかったかな?心配しました。
結局10時頃まで話し込んでしまいました。(^^)
「寒くて眠れないんじゃないんだろうか??」
と不安でしたが、夕方からつけているホカロンのおかげで暑いほどで
結局夜中に来ている物を脱いで寝ていました。(笑) |
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北アルプス上高地から涸沢カール・涸沢岳<1日目/2日目/3日目>
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