山に行ってきました!
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木曽駒荘でJOY!奇美世の滝スノーハイク!<1日目/2日目
一番最後まで起きていた私、朝は8:00過ぎにぼ〜っと目が覚めました。
周りを見回すと…寝てるのは私だけでした。(^_^;)

PAOの皆さんは7:00頃に起きたそうで、すでに出発した後でした。
私と一緒に最後まで起きていた会長さんも早起きしたのか〜、偉いな〜。
という訳で残っているのはたけ小屋のメンバーだけ、静かな朝です。

コーヒーを入れてもらって…あれ〜?カップは??
みんなでMyカップを探しまくります。
「あ、まだ酒が残ってたよ!」
といいながら、朝っぱらから飲み干してしまう人も。(^_^;)

まだ少し残っていた鍋に火を入れ、みんなだんだんハッキリしてきました。

煙と格闘しながら囲炉裏のおき火からなんとか火を起こしました。

たけさんの田舎から送ってもらったという柿餅。
初めて食べましたが、ほんのり甘くて美味しかったです。
あ、あんこも美味しかったなぁ。(^^)

ソーセージやめざしも焼きました。
朝だというのに、なんとも優雅ですねぇ。(笑)

しかし…レポを作ってて気がついたけど
小屋の中が暗くてシャッタースピードが遅いせいで
お餅を焼く箸の動きにえらく臨場感が出ていますね!(^_^;)

朝ごはんを食べたらみんなで小屋を掃除しました。
木曽駒JOY.の皆様で補修しているという木曽駒荘。
これを失くすなんて、もったいなさ過ぎです!応援しなければ!!

布団や食事周りの物、すべてを片付け終わって、荷物をパッキングします。
シュラフなどの使わない大物はチェロ君の中に仕舞って…っと。

10:15過ぎに「奇美世の滝」に向かって出発です。
昨日歩いてきたグループは木曽観光に向かうということでここでお別れです。
昨晩飲み過ぎて歩けない〜!という人も何人かいましたが
みんなで無理やり引き込んでしまいました。(笑)

昨晩の雪がうっすらと積もる中、スノーシューをザックにくくりつけて…

岳の介さんも私も、昨年のGWまでは単独行者でした。
その後も、基本的にはいつも2人で歩いていたので
こんな大人数のパーティーで歩くのは…富士登山以来です。
いや〜、なんだか不思議な感じです。

普段はほとんど山を歩かないという方もいれば
バリバリのクライマーの方もいるという、不思議なパーティーですが
足の速い方がす〜っと先行したと思えば、のんびり座って待っていてくれたりしてて
不思議と、ちゃんとパーティーとして成り立っていました。

暖冬なのは分かっていましたが、それにしても雪が少ないです。
普段なら林道に入ったらすぐに50〜60Cmは積雪があるはずだそうですが
今年は数Cmのみで、スノーシューはまったく必要ありません。

しばらく歩くと、道の片隅にこんな可愛い雪だるまを発見しました!
PAOの皆さんが昨日ここを通ったそうですが
その時に作ったのかな?

思わずパチリ。(^^)

暖冬で雪が少ない…と言いつつ、やっぱりここは真冬の木曽です。
歩いている間に、ちらちら雪が舞ってるなと思っていたら
さーっと軽く吹雪いて来ました。
谷間から舞い上がる吹雪…なんとも不思議な光景でした。

12:30 途中の広場になっている部分で軽く休憩しました。
お昼に鍋を作るのにはぴったり!
ということで、ここでお昼を食べることに決めました。

1人で残ってお昼の鍋を作って待っているという木曽駒さんに留守番をお願いして
みんなでスノーシューをはいて、空身でもうひと頑張り。
奇美世の滝はもうすぐです!

林の中に入り、沢沿いを歩いてしばらくいくと…
ありました!13:00、奇美世の滝に到着です。

へぇ〜。見事に凍ってます。
青っぽく見えるのは、ブルーアイスと言われるもので
なんとも美しい青い色の滝は、日差しがある時はより美しく輝くのでした。

氷の塊が落ちてきたら危ないので
少し遠巻きながら、あちこちポジションを変えて写真を撮りまくってしまいました。

滝を見ながらたけさんに分けてもらったミニ大福をもぐもぐ…。
寒いから、甘い物が美味しいんだな、コレがまた。(笑)

滝の美しい姿を堪能して、木曽駒さんの待つランチスポットに帰ります。

ほとんどの人がスノーシューでしたが、輪かんと、ショートスキーの人もいました。
ショートスキーはかなり難しそうで、パタパタとこけまくってました。
恐々見ていた私、最後には好奇心の方が勝って
「あの〜、ショートスキー、借りてもいいですか…?」

で、初めてショートスキーを履いてみました。
ゲレンデ用の物とは違ってヒールフリーです。
その上、普通のシューズにそのまま履くのでとっても不安定。
何もない所でまっすぐ滑るのはいいけれど、思うようにターンできません。
「キャ〜!キャ〜!!」と言いながら、こけまくってしまいました。(^_^;)

雲が多くてハッキリしないお天気でしたが、帰りには日差しが出てきました。
暖かくなってきたとはいえ、やっぱり雪の中です。
「1人で待ってる木曽駒さんはきっとすごく寒いだろうなぁ…。」急いで帰らなきゃ!
歩くのはスノーシュー組が一番早かったですね。

たいした斜面ではないとは言え、やっぱり帰り道は下りで楽々♪
ここで終わりかと思うと、もうちょっと遊びたくなって
少しだけスキーのままウロウロしちゃいました。(笑)

さて、装備を解いて…なんだかいい匂いがしてますよ♪

お昼のメニューは木曽駒さん特製の豚と大根と水菜のお鍋です!
コレを作るために、今朝ピーラーで大根を薄切りにしていたのでした。

ピ−ラーで薄く切った大根はあっという間に煮えるし
豚薄切り肉や水菜もすぐ火が通るので、山で作るのにはぴったり♪
焼いたお餅も入れて、熱々のお鍋の完成です。(^^)

ところでここで使ってる風防、銀マットと同じ発泡ポリエチレンフォーム製です。
ザックに入れといても背中に当たって痛くないし、何より軽い!!
どこのだろう?いいなぁ。

木曽駒さんから配給を受ける私たち。(笑)

持ってきた銀マットを敷いて、美味しいお昼を頂きました。
お鍋が美味しくて、何度もお替りしてしまいました。

日差しはあるけど、じっと座って食べているとやっぱり冷えますね〜。
水場でイチゴを冷していたけど、そのままでも十分冷たかったかな?(^^)

美味しいお鍋はあっという間に平らげて空っぽに。
さて、そろそろ撤収して帰りましょうか?

ところどころ地面まで見えるほど雪が少ないので帰りも当然ツボ足です。
足が潜らないならツボ足がやっぱり一番早いですね〜。(^_^;)

一本道で分かっているので、帰りは結構ばらけながら歩きました。
ふと見ると、ずっと雲に隠れていた麦草岳が姿を見せてくれました!
おぉ〜!きれい!!やっぱり上の方は真っ白ですね〜!
先に歩いて行った人たち、見られたのかなぁ?

途中で木曽駒さんお勧めの絶景スポットもあったけれど
遠く木曽駒ケ岳は雲の中。
う〜ん、いつか登りに来なきゃなぁ。(^^)

途中はこんな感じでしたよ。

雪が積もっていても足は潜るほどではないので、ずっとツボ足。
気持ちのいいスノーハイク?日当たりのいい所はまるっきり雪がなかったです。(^_^;)

Myスノーシューを持ってる人たちは、ザックもスノーシューがつけられるのだったりだけど
岳の介さんや私みたいにレンタルした人は、システムが出来上がってないので
持ち運ぶのにも一苦労?

手がふさがるのが嫌だった私はザックに無理やりくっつけました。
岳の介さんが左手に持っているのはビジネスバッグじゃなくて、これもスノーシューでした。
会社に行くみたいでちょっと不思議な光景です。(笑)

それにしても、木漏れ日がきれいでした。(^^)

15:50無事に木曽駒荘に到着しました。

はい、みんなで装備を解いて…
最後に残った食材やお酒を分配しました。

あ、木曽駒荘の屋根の雪…少ないですよね?
例年ならこの雪を溶かして使うのだそうですが、今年はポリタンで用意しました。
地球温暖化の影響、身近に感じますねぇ。(ーー;)

さて、最後に木曽駒荘をバックに記念撮影です♪
何でお酒を持って写ってるのかなぁ?(笑)
この後解散…さよなら〜!またね〜!!(^.^)/~~~
 

皆さんとお別れして、岳の介さんと2人チェロ君で出発です。

初めての木曽、木曽駒さんが持ってた温泉ガイドブックを購入したり
道の駅「木曽ならかわ」に寄って情報収集しました。

いろいろ温泉情報もあったけど、帰り道に寄れるということで
伊那I.C.近くの「みはらしの湯」に行きました。

ちょっと時間が遅めだったので食事はできませんでしたが
単純温泉はさっぱり気持ち良く、露天風呂もあって入浴料は500円!
公共施設だけあって、広くて立派な温泉でしたよ♪

とってもお腹が空いていた私たち。
探してはみても、なかなかコレというお店に行き当たりません。

やっぱり最後はおなじみの小淵沢「但馬屋幸之助」で焼肉です。(^^)v

小淵沢I.C.から下りて3分というロケーションの良さも魅力です。
もちろん、肝心のお肉が美味しいのは言うまでもありません。

口の中でひと噛みするだけで、ふわっととろけてなくなっちゃう上カルビ!!
いつも遅い時間に駆け込んでぎりぎりまでお世話になってます。(^_^;)
あぁ〜、思い出しただけでよだれが〜!!(笑)

ぜひ行ってみてください。
ここの上カルビ&上ロースを食べたら他の所で焼肉食べられなくなりますよ!!
 




前回の「松本アルプス新年会」で小耳に挟んだ木曽駒荘の集まり。
どうやらPAOさんが大人数でスノーシューしに来るので、たけ小屋メンバーが便乗すると言うことだったみたいでした。
でも、何せ木曽は私たちにとって未知の世界…遠い場所でした。
「いつか木曽駒荘に行ってみたいね〜。」
「今年中にはいけるかなぁ?」
この程度の認識でした。

ところが近頃木曽駒荘に入り浸る人続出…あちこちでレポを目にするようになりました。
えぇ?2週連続で通っちゃったんですか?なんて方も。(^_^;)

ヤマケイJOY.の紙面で眺めているだけだったら、今でもきっと遠い存在だった木曽駒荘ですが
あちこちのレポを読むたびに、なんだか身近になってきた木曽駒荘。
これは、せっかくのチャンスだからお邪魔しちゃおう!
と言うことで、木曽駒さんにお願いして私たちも参加させていただくことにしました。

初めての木曽は、やっぱり遠かったです。
岳の介さんは、今までにも増してのロングドライブでした。
いつもいつも、ありがとうございます。(*^^*)
私1人だったら、きっと木曽には一生足を踏み入れなかったかも??
岳の介さんと出会って、ホントに世界が広がってきた感じがします。

権兵衛トンネル、ああここがあの増水で通れなくなったのか〜、とか
高遠の桜はきれいなんだよ、とか
頭の中で、いろんなパーツが組み合わさっていく感じでした。(笑)

木曽駒荘は、思っていたよりずっときれいでずっと広くてびっくりしました。
木曽駒JOY.の皆さまが、手をかけ心を込めて整備しているからなのでしょうね。
私たちは、頻繁に通うことはできないかもしれないけれど
できることは応援したいな、と言う気持ちになりました。(^^)

もともと営業小屋だったので、布団も毛布もあって、台所もしっかりしていて
テント泊と比べると、快適なことこの上なし!
冬だったので水が使えませんでしたが、夏はパイプで引いた水が豊富に使えるそうです。
囲炉裏の煙が煙たかったのはご愛嬌?(笑)

たけ小屋のメンバーの皆さまとは初対面でした。
「たけ小屋JOY.」というOFF会のレポを読んでいたので、一方的に知っていたという方もいました。(笑)
…特に、たけさんは想像通りにまめな方で…(^^)

皆さま、GWは横尾谷の枝スポットに集合ですよ!
素敵な出会いが待っている?カモ?(笑)

PAOの皆さまとは、ほとんどお話できませんでした。
サイトを見ても分かりますが、アウトドア系サークルでこんなにきっちり活動を続けている所は珍しいのでは?
とにかく、皆さまパワフル!!ノリが良すぎ!!
会長さんと私は漫才を演じているかのように熱く語っていたようですが…どうかお元気で頑張ってくださいね。(^^)

果てしなく遠いと思っていた木曽が、少し身近になりました。
穏やかで、素敵な場所でした。
また、そのうちお邪魔します。
木曽駒さん、よろしくお願いしますね♪

この後、3月の引越しまで毎週イベントが入り、目の回る忙しさでした。
GWの今になって、ようやく時間ができてきた??
ということで、これもこっそりUPします。(笑)

追記:今回のレポでは木曽駒さん、食う寝るさん、たけさん、こつこつさん他、参加メンバーの皆さまから頂いた画像も使わせていただきました。
    ありがとうございました。


木曽駒荘でJOY!奇美世の滝スノーハイク!<1日目/2日目

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