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2007年1月8日(祝) 塔ノ岳(1,491m)〜鍋割山(1,272.5m)
年明け数日後にようやく私がお休みになりました。
せっかくのお休みだから山に行こう!!
でも、お正月だしちょっとのんびり日帰りでね。(^^)
一昨日からの嵐のような天気もやっと治まってきたので
念願だった鍋焼きうどんを食べに行くことにしました!
なんと今回、岳の介さんは初めての丹沢です。
☆コース☆
二俣駐車場→堀山の家→塔ノ岳山頂→鍋割山稜→鍋割山頂→後沢乗越→二俣駐車場
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2005年に1人で来た時に二俣まで車で入れることが分かったので
迷いながらも何とか西林林道に入ります。
「途中道が崩れてますよ!」下りて来た女性が教えてくれました。
仕方なく手前に止めて歩き出したのが10:40でした。
しばらく歩くと小さな崩落箇所。
確かに崩れてはいるけど、チェロ君にはどうって事ないのに気付いて
さっさと引き返して二俣までGO!(笑) |
気を取り直して歩き出したのが11:20でした。
(なんというのんびりペース!!(^_^;)
最初にチェロ君を停めたのはかなり手前だったんですね。
ちゃんと二俣まで移動しておいて良かったことに帰りに気付くことになります。
最初の予定だった一昨日は土砂降りの雨。
そして北風が吹き荒れた昨日までと違って、穏やかな天気になりました。
見覚えがある二俣のポスト。
登山届け持ってくるの忘れてしまいました。(^_^;) |
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二俣から沢を渡らずに登り始めます。
時間が遅いせいもあるのか他に歩く人はいませんでした。
登山道は狭く、周りには木が茂っていますが
奥多摩と違って広葉樹が多いせいか、暗くないので気持ち良かったです。(^^)
途中に一ヵ所渡渉点がありましたが水量は少なく楽に渡れました。
それにしても…やっぱり景色は見えませんね。
この季節はお花もないし、黙々とただ登って行ったのでした。(笑) |
12:40 堀山の家に到着です。
ふっと視界が開けて、明るい広場になっていました。
とりあえず岳の介さんと2人で写真を撮ります。(笑)
堀山の家は営業中でした。
ベンチの前には薪割台もありました。
私たちがいる間に何人も人が通り、休憩していました。 |
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そしてそのまま通り過ぎようとしたリーダーでしたが
「鍋割にたどり着くまでにお腹がもたないし
塔ノ岳で食べれば鍋焼きうどんが入らない!」
と、私が訴えました。(笑)
…と言う訳で、とりあえず小休止!!
おにぎりとテルモスのお茶で補給したら出発です。 |
堀山の家で合流した大倉尾根を登って行きます。
延々と続く、階段、階段、階段…。
やっぱりね〜、ココを登っているのは私たちくらいでした。
馬鹿尾根とはよく言ったものです。(^_^;)
でも、お天気は最高で青空が見えてました!
「霧の丹沢」と言う呼び方にふさわしく過去2回の山行はことごとくダメでした。
お天気の丹沢なんて初めてです。
大倉尾根の階段を登るのはきつかったけど
青空に励まされながら登って行きます。(^^) |
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天神尾根の分岐の辺りから、背後に秦野の街並みが見えるようになってきます。
確か素敵な撮影スポットがあったはずなんだけど…
どこだったっけ??なんて考えながら歩いていると
階段の上に赤い屋根が見えてきました。
13:40 花立山荘到着です。
前にココに来た時は霧で真っ白、何も見えなかったのに今日は青空♪
風もほとんどないので、ずっと階段登りの私たちは汗をかいてました。
ザックをおろして水分補給をしてから出発です。 |
14:00 金冷シ通過です。
初めてココを歩いた時に「沢登りの人が登ってくる所」と聞きましたが
今でもまだココに上がってくるのかなぁ??
それに、いつも思うんだけどどうして「金冷シ」の「シ」はカタカナなんでしょう??
…なんていうことを考えつつ歩いていました。(笑)
時間が遅いのでちょっと迷いましたが、塔ノ岳に登らないと丹沢に来たという感じがしないので
そのまま右方面、塔ノ岳山頂を目指しました! |
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14:15 塔ノ岳山頂到着です。
とりあえず山頂標の前で記念写真です。(^^)v
山頂には結構たくさんの人がいました。
これから下りるだけなら、この時間でもそんなに遅くはないと言うことですね。
期待していた山頂からの景色は、残念ながら雲が出てきてしまってダメでした。
ずっと青空が見えていただけ上出来ですね、ハイ。(笑) |
この日時計はなんとシチズン製です。
しかし…太陽が隠れてるからなぁ。(^_^;)
なかなか塔ノ岳山頂でお日様と出会えませんが
いつかちゃんと見てみたいですねぇ。 |
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尊仏山荘、お正月飾りがついていました。(^^)
本当は中でお茶でも飲みたかったのですが
ココで腰を落ち着けちゃうと、鍋焼きうどんにありつけなくなりそうです。(^_^;)
とりあえず尊仏山荘のすぐ横にあるバイオトイレに行きました。 |
丹沢の鹿は何度も見ましたが、こんなに近づいたのは初めてでした!
噂に聞いていた通り、冬場は餌が少なくてお腹が空いているみたいで
おやつを食べていたらねだりに来ました。
野生の鹿だからほんとは良くないのですが、ちょっとだけ、ちょっとね。(^^) |
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鹿と遊んでちょっとのんびりしてしまいました。(^_^;)
14:30 出発です。
来た道を金冷シまで戻り、そこから直進して鍋割山稜に入ります。
塔ノ岳山頂にはたくさん人がいましたが、さすがに静かです。
きっともうみんな下りる時間なんですよね。
とにかく鍋焼きうどん鍋割山を目指してピッチが上がります。
何せたどり着いてからうどんを食べて、それから下山ですからね〜。(^_^;)
岳の介さんと一緒に歩き始めてからはなかったスピードで歩きました。
あ、ここにも鹿がたくさんいましたよ。
7頭くらいの群れにはびっくりしました。 |
15:20 鍋割山荘到着です。
懐かしい小屋、ソーラーパネルも健在でした。(^^)
とりあえず記念写真を撮ったら中に入ります。
この時間なので、さすがにお客は私たちだけでした。
中に入ると、まずは鍋焼きうどんを注文しました。 |
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これこれ!
コレです!鍋割山の鍋焼きうどん!!
これが食べたくてココまで来たのでした!!(^^)v
鍋割山荘の小屋番草野氏がボッカしてきた食材でこのボリューム。
山の上で、コレが相変わらずの980円というのが驚きです!!
シメジ、えのき、しいたけ、ねぎ、ほうれん草
かぼちゃ天、レンコン天、お揚げに落とし卵で仕上げてありました。 |
鍋割山荘にはたくさん掘りごたつがあります。
靴を脱いで掘りごたつに入って鍋焼きうどんを食べました。(^^)
岳の介さんは小屋番の草野さんといろいろ話していました。
「土砂崩れがあったって聞いたけど、車で来たんですか?」
「確かに崩れてたけど四駆なら問題ないですよ。」
私もちょっと道直ししてきたしね!(^^)v
登り始めに会った外人パーティーが、私たちが来るのを伝えていたようでした。
草野さんとお話しながら鍋焼きうどんを食べ終わり、さて、そろそろ行かなきゃ!
日が暮れて空気も冷たくなってきたので手袋をしなおします。
16:05 下山開始です。 |
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すっかり落葉した明るい尾根道をどんどん下って行きます。
…そういえば、景色を見渡せば雪が付いている山もあったけれど
塔ノ岳と鍋割山にはまったく雪がありませんでした。
1月とは思えない、まるで秋山を歩いてるみたいでした。
鍋割山荘の小屋番草野さんは私たちの鍋を片付けていましたが
後から下りて来たと思ったらあっという間に抜き去って行きました。
やっぱり小屋番さんは違いますね〜。(^_^;)
それにしてもきれいな夕焼けでした。
辺り一面オレンジ色に染まって、映画のワンシーンに紛れ込んだみたいでした。 |
そして最後の夕焼け、コレもまたきれい。
・・・なんて言ってちゃ、いけないんですけどね、ホントは。(笑)
まぁ、鍋割山荘に到着した時間からすると当たり前ですね。(^_^;)
塔ノ岳から鍋割り山荘までかっ飛ばして歩いたのが響いていて
後沢乗越までの下りで完全に膝に来てしまい
無理したって仕方ないので2人でゆっくり下りてきました。
あ、この夕焼けを見ながらさっさとヘッデンを装着しましたよ。
暗くなるのは予定通りだったので慌てません。
それにしても…高峰のナイトクライムはすごい世界ですよね。
ヘッデンで照らされている所しか見えない世界。
ルートがはっきりしてる丹沢でもやっとだなぁ。(^_^;) |
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後沢乗越の標から左に曲がってさらに急下降です。
暗闇で転倒滑落しないためにも確実に一歩一歩下りて行きました。
最後に3箇所ほど沢を渡渉しました。
1つ目のミズヒ沢?の渡渉点がいまいち分かりにくかったので要注意です。
「あ、これこれ!鍋割山荘にボッカするお水だよ!」
なんて話していたココまでは良かったけど、この後アクシデントが!!
しかしそれにもめげずに歩き続けてチェロ君にたどり着いたのは17:50でした。 |
はい、当然山から下りたら温泉です♪
鶴巻温泉の「弘法の里湯」に行ってきました!
弘法の里湯は小田急線鶴巻温泉から徒歩2分にある日帰り温泉施設です。
写真でもわかる通りとってもきれいなんですが、コレがなんと秦野市営なんです!!
びっくり!&うらやましぃ〜!!!(S並区も頑張ってくれないかな?笑)
弱アルカリ性、カルシウム・ナトリウム塩化物泉と言うことで、さらっとしたお湯でした。
大好きな露天風呂に入って冷えた身体をのんびり温めます。(^^) |
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施設内は広々していてきれいでした。
ココには貸しきり湯があって1時間1,000円で利用できるそうです。
予約もできるそうなので、家族みんなでわいわいお風呂というのも楽しそうですね。(^^)
温泉から上がったらお約束のソフトクリーム。
結構なボリュームで美味しかったです。 |
そして晩御飯はふらふらっと焼肉屋さんへ。(笑)
(岳の介さんは山から下りてくると焼肉かお刺身が食べたくなるそうです!!)
看板が目立っていて、駐車場も混んでいたのでココはいいかも?
と選んだのが焼肉屋「一番カルビ」伊勢原店でした。
広い店内は掘りごたつ式のテーブルになっていて
ふかふかの座布団?クッション?が居心地良かったです。(^^)
テーブルには3種類ほどのたれが置いてあって好きな物を使い分けできます。 |
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新鮮な肉に松の実と糸切りした唐辛子を添えたユッケ。
肉と唐辛子の赤い色に
卵黄の黄色と松の実の白のコントラストがきれいです。
それにしても久しぶりに食べたなぁ。
私にとっては父と食べた思い出の味なんです。
なんだか懐かしい味でした。(^^) |
さて鍋割山からの下りの最後のアクシデントとは…
丸太橋を渡る時でした。
「やだな〜、バランス取りにくいな〜。(^_^;)」
なんて思ったら案の定(!)次の瞬間には身体が宙に浮いていました。
「何とかもがいて何かにつかまる?」
「でもそんな事したらバランス崩して全身びしょ濡れになる!!」
「よし、何とか転ばないようにまっすぐ落ちよう!!!」
一瞬の間にコレだけ判断していたなんて自分でも驚きでしたが
水深が浅かったこともあり見事着水成功!
岳の介さんは引きつってたけど…(^_^;) |
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2007年の登り初めでした。
岳の介さんは普段この季節はじっとしてるらしいし
私も去年この時期は忙しくてぜんぜん登っていなかったので
なかなか新鮮な年明けになりました。
今回のメインはなんと言っても鍋割山荘の鍋焼きうどん!!
相変わらずのボリュームに大満足でした。
鍋割山荘のご飯はいつも美味しくてボリュームたっぷりみたいです。
いつか丹沢の小屋に泊まるなら鍋割山荘がいいなぁ。(^^)
そしてはい、問題はドボンですね。(^_^;)
やっぱり暗くなっているのでどこか焦ってしまっていたのでしょうね。
慣れないシングルストックでバランスを取りにくいな〜なんて思いながらも
そのまま前に進んでしまったのが最大の原因だったと思います。
はいていたズボンが水が染み込みにくい素材だったのでまだマシでしたが
あれでバランスを崩して全身濡れていたらかなり辛かったと思います。
うまくまっすぐに着水して、そのままストンと川底に立った私。
岳の介さんはとっさにザックを捕まえて、流されないようにしてくれていました。
流される心配は大丈夫だったのですが、とにかく足が冷たかったです!!
ドボンしてからも結構な距離を歩きました。
スタート前にチェロ君を二俣まで移動しておいて、本当に助かりました。
沢の幅も狭く水量もそんなに多くはなかったので気が抜けてしまったと言うのはあると思いますが
テニスと同じで一瞬の気の緩みが危険なんですよね。
もっと危ない所では気が緩んだりしない??いや、疲れてくると判断が甘くなるから…。
ドボンして、とっさに思った事をいくつか。
1・おぉっ!うまくまっすぐ着水できた!全身水に浸からなくて良かった!
2・キャ〜!やっぱり靴に水が入ってきた!冷たいよ〜!
3・あれ?岳の介さんが私を捕まえてる??
4・早く上がらないと水が染み込んでくるよ〜。(^_^;)
5・あ〜…。コレで私もネタを提供することになってしまった。写真撮ってなくて良かった!(笑)
6・こういう時って「キャ〜!」って自然に叫ぶものだと思ってたけど、思わず叫んだのは「うそぉ〜!!」だったな…。orz
…ロクな事考えてませんね、私。(^_^;)
何はともあれ何とか無事でした。
岳の介さん、心配かけてごめんなさい。
これを機に気を引き締めて、事故のない楽しい山登りを目指したいと思います。
岳の介さん、今年もよろしくお願いしますね♪\(^o^)/ |
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