山に行ってきました!
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山行記録-Index
2006年12月3日(日) 筑波山(877m)

昨年は11月末に鍋割山に行ったのが年内最後の山行になりました。
今年も、私も岳の介さんも師走はやっぱり忙しいよね〜…と言う事で12月の山行はないはずでした。
ところが12月3日、私がひょんなことからOFFになり岳の介さんは俄然やる気に。(笑)

「げほげほげほ…ぜ〜ぜ〜…。」
「大丈夫??無理しないで、暖かくしてお家で寝てた方がいいんじゃない?私、山の用意してきてないよ?」
「大丈夫大丈夫。ハイヒールの女の人でも行けるとこだから。げほげほ!」

…と言うわけで、岳の介さんの故郷茨城の名峰「筑波山」に登ってきました!(^^)

寒空の下「濡れちゃうから」と半袖短パンでM君を洗車したツケが風邪引きになって返ってきて
いつになくフラフラした岳の介さんの運転で一路筑波へ。
出発したのは午後…「え?ホントに?今から行くの?」
筑波山はまるっきり頭に情報がない私。
何でも、日本百名山に入ってるらしい。
「西の富士、東の筑波」と言われてるらしい。
でもロープウェイで登れるらしいし、ハイヒールでも行ける所らしいし。
岳の介さんが大丈夫だって言うんだから、きっと何とかなるのでしょう。(^^)v



☆コース☆

つつじヶ丘駐車場よりロープウェイ→ロープウェイ山頂駅→女体山山頂→男体山山頂→ロープウェイ山頂駅→つつじヶ丘駐車場



筑波山と言ったらガマの油…そのくらいは知ってる私。(笑)

駐車場のすぐ脇に大きな「ガマ様」の像が。
まるで「おう!ゼニ、よこせや!」とでも言ってるかのような
ふてぶてしさにも似た貫禄を感じる「ガマ様」の真似をして見ましたが
どう見ても「え〜っと。(^_^;)」困っているようにしか見えない私でした。(笑)

すぐそばにはこんな立派な案内板もありました。

うわ。かなり広い山域なんですね。
普段着そのままのちゃらいカッコがあまりに不似合いな1ショットです。(笑)

そういえばさっき途中で見かけたパーティーも
女の子2人はまるっきり観光客、男の子はどこから縦走してきたの?って感じ。
「ね〜、荷物なんか持たなくていいからさ〜、一緒に山に行こうよ?」
なんていった風に見えましたが、それもありなのかも?(笑)

近くにはウコッケイ(?)の鳥小屋もありましたが
ドアは開け放しで、スズメが中でくつろいでいました。

岳の介さんの言う通り、さすが茨城、のどかです。(^^)

14:50 ロープウェイ乗車です。

イエ、下りて来たのではなく、これから登るんですよ、ハイ。(笑)

筑波山は関東平野の夜景を眺める有名なスポットだそうで
この時期ロープウェイも夜間営業をしているそうです。

1,300mを6分で登るロープウェイは、高度があまりないせいなのか
結構なスピード感でした。「きゃ〜!」(笑)

15:05 筑波山(女体山)山頂到着です。

ホントにいました!ハイヒール!!(^_^;)
おじいちゃんもおばあちゃんもちびっ子も、みんなどう見ても観光客です。
山装備の人なんか、1人もいませんでしたね。(笑)

それでも最高峰j女体山山頂付近は一応岩場。
「怖いよ〜!」「滑らないように気をつけなさい!!」
なんて言葉が行きかってました。

…しまった!!サクサク歩かないで
「きゃ〜!怖い、登れないよぉ!」くらい言ってみれば良かった。(笑)

…誰?顔に似合わないなんて言ってるのは!?(笑)

遅い時間なので遠くはかすんでいますがなかなかの景色が楽しめました。

「あれは霞ヶ浦、あれは北浦。」
いつもの解説とは一味もふた味も違いますね。(笑)

1,000mに満たない山ですが、下界の様子が良く見えるので
「高い所に来ちゃったなぁ〜。」と実感がわきます。(^^)

え〜っと、あっちが富士山でしょ?
こっちは日光??
いつもと見える景色が微妙に違いますね。

15:20 ガマ石

猫の額ほどしかない狭い女体山の山頂を後にして男体山に向かう途中に
有名な「ガマ石」がありました。

ガイドブックの写真では良くわからなかったけど、ホントにガマ蛙の口みたいです。(^^)
この口めがけて石を投げて、うまく乗せられたら願い事が叶うそうです。

私?当然成功でした!
と、岳の介さんに言い伝えを教えたらかなりでかい石を持って…
「え〜っ!それ投げるの??」
「うん。」
…結果、見事成功。
さすが岳の介さん!!(笑)

途中のケーブルカー山頂駅辺りにお土産屋さんがたくさんありました。
筑波山名物、ガマの油もたくさんありましたよ!

もっと早い時間に来れば今でもガマの油売り見られるらしいです。
今日はもういませんでしたね〜。残念。

それにしても、ガマの油ってもうちょっとごつい感じをイメージしてましたが
見た目まるで「タイガーバーム」みたいでした。
「400円なら買って帰ってもいいかな?」と思わせるところがニクイですねぇ。(笑)

カエル嫌いな人がいたらごめんなさい。m(__)m

お土産屋さんの店頭の水槽にいました、本物ガマガエル君です。(^^)
もう寒かったせいか、いまいち動きが鈍かったです。(笑)

昔の「ガマの油」はホントにガマガエルから取った成分が入っていたそうなんですが
今売られている物には入っていないそうですので
カエル嫌いな人でも安心ですね。

15:45 男体山山頂到着です。

山頂には神社?
でも私たちが到着した直後に閉められちゃいました。(^_^;)

山頂標も何もないけど、岳の介さん持参のミニ三脚で記念撮影!(^^)v
熱っぽい岳の介さんに合わせて、2人ともハイになってます。(笑)

途中、コンビニに寄った時に仕入れた今回の食料たち。(笑)

ホント、山に行く準備なんてまるでしてなかったですからね。(^_^;)
水筒代わりのペットボトルと、非常食兼おやつの天津甘栗ケーキ。

ハイ、美味しかったですよ。
やっぱり、山の上では何か食べないとね。
でも、わかってたらお手製ケーキを焼いてきたのになぁ。(^^)

16:00 下山開始です。

いや〜、近所の公園でも散歩してるような感じですね。(笑)

それでも石の階段を下りるのに「怖い〜!!(T_T)」
泣きまくって抱っこしてもらってる子供を見て思わず微笑んでしまいました。

いや〜。私も同じように「怖い〜!!」って…言えないっ!
わざとらしすぎて、口が裂けても言えませんっ!(笑)

夕焼けも綺麗でした。

ぜんぜん慌てないのはロープウェイだからなの!(笑)
あちこちでくゆってるのは野焼きの煙でしょうね。

ロープウェイで下りて来て、お土産コーナーをぶらぶら。
ガマの油、上では400円だったのに下では600円!!
「頑張った人にはご褒美。」って感じでしょうか?(笑)

ぽつんと待ってるM君の所に戻ったのが17:00でした。
すっかり暗くて寒いのだけれど、ロープウェイは夜間営業しているので
これから夜景を見に登る人もいるみたいでした。

ゆっくり下りましたが筑波は地元では有名な夜景スポットらしくて
道路にはあちこちに夜景を見ている車が停まってましたよ。(^^)

山といえばお次は温泉ポチャン!です!(^^)v
岳の介さんは温泉マニア(?)なので、山でなくてもポチャンですね。
私?は〜い、もちろん異存はございませ〜ん♪(笑)

岳の介さんがガイドブックでチェックしてあった「きぬの湯」に行ってきました!

泉質は「ナトリウムー塩化物温泉」です。
海の近くですからね〜。しょっぱかったです。(笑)
露天の岩風呂は3段階くらい深さが変えてあって、なるほどと思いました。
ずっと浸かってて暑くなってきたら、浅い所にいれば半身浴感覚ですね。(^^)

ロープウェイの往復切符…

まるで電車の改札と同じ「駅員」さんがいました。
でも最近全部自動改札だから、ハサミを入れてもらうの懐かしかったですね。

あと、ゴンドラのドアの開閉は手動でした!
乗客と一緒に添乗員さんが乗り込んでいて
駅に到着するとドアを開けてくれます。
ちょっとビックリです。

筑波山といえば「ガマの油」です!

早い時間に行けば今でも「ガマの油売り」実演が見られるそうです。
昔は本当に「ガマの油」が入っていたみたいです。
調べるとなんだかすごい効能だったりします。

「ガマの油とは、蟾酥(せんそ)と言う。
シナヒキガエルの毒腺の分泌物を集めたもので
コカインの数十倍の局所麻痺作用があり
また、血管収縮と抗炎症作用も認められている。」…へぇ〜…。

また、ガマの油を作るのに使うと口上で紹介されている柳の小枝には
傷みを緩和する効果のあるサリチル酸が含まれていて
これからは鎮痛剤アスピリンが発見されているそうです。

ちょっと怖いけど、コレだけ効果があるなら使ってみたい気もしますね。(^_^;)

今回岳の介さんが参考にしたガイドブックです。
右上の写真の通り、筑波山はつつじも有名なんだそうです。
ロープウェイやケーブルカーでひょいと上に上がって、景色は綺麗。
なるほど人気の観光スポットになるわけですね。(^^)

本気で下から歩いて登ると、結構な標高差になるみたいですが
必死に登った上が賑やかな観光地だとがくっと来そうです。(笑)
こういう所は素直に文明の利器を使うのがいいかもしれません。

昨年のGWに涸沢でお会いしたU氏のご実家はこの近くだそうです。
3人で筑波山に登って忘年会登山しよう!なんて岳の介さんと話してたけど
いつかぜひ筑波山&飲み会、実現したいですねぇ。(笑)




正真正銘2006年最後の山でした。
岳の介さんは風邪でフラフラ、まさか行くとは思っていませんでしたが
今回山に行けば「出会ってから毎月山行」ということもあるし
ぜひ連れて行きたかったそうで、今回の筑波山ということになりました。

「筑波」というと「研究学園年」というイメージしかなかった私。
あ、そういえば筑波エクスプレスが開業してからずいぶん登山者が増えたとか?
何でも、勝手にルートを作ってしまうので山が荒れるとか
知らない人が迷い込んでの道迷い遭難が増えてるとか。
確かに茂みに向かって獣道のようになっている所が何箇所かあり
入っていかないようにとの張り紙を見かけました。

ロープウェイの乗り場近くにはなんだかいろいろアトラクションがあり
「観光スポット」!という感じでした。
もっと時間があったら冷やかしがてらぶらついてみたいです。(^^)

岳の介さんは小学校の遠足で登ったそうです。
東京で言うと高尾山みたいな存在なのかな?
どんな感じか分かっていたから、体調が悪くても行けるという判断だったわけですね。

今回は「山登り」というか、「筑波山ドライブ」?
うん、でも、やっぱり山はいいな。(^^)

結局岳の介さんと出会って、梅雨の6月を除いて毎月山に登った2006年でした。
ほとんどが日帰りだった2005年シーズンとはまったく違った内容になりました。
山小屋や松本の街で飲むお酒の美味しさ、山を下りてきてからの温泉の気持ち良さを知りました。
何より、ペ−スの合うリーダー、パートナーと一緒に歩く安心感、楽しさを知りました。
岳の介さんと出会い、行動範囲がぐぐっと広がった2006年。
締めくくりは岳の介さんの故郷の山でした。

2007年も引き続き岳の介さんと一緒に登ります。
潤平さんやkazuさん、hiroさん、木曽駒さんといったWEB仲間の皆様と山でお会いできるのも楽しみです!
2007年も無理せず安全登山を合言葉に、楽しく登りたいと思います。(^^)

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