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2005年4月24日(日) 天狗岳2,646m 今日はとうとう「八ヶ岳でビュー」でした!! もちろん1人ではなく、今回はエキスパートの方に連れて行って頂きました。 「きれいだな〜。」と見上げるばかりだった八ヶ岳、初挑戦です。 今回は当日朝まで行く先も知らない状態だったので帰宅後に調べましたが 私が見たガイドには歩行時間は6時間45分と書いてありました。 ☆コース☆ 渋温泉駐車場→黒百合平→中山峠→東天狗岳→西天狗岳→中山峠→黒百合平→渋温泉駐車場。 |
硫黄の香り漂う渋温泉をスタートしたのは9:00。 登山口から登り始めてしばらくは薄暗い森の中。 つるつる凍った斜面を初めてのダブルストックで登って行きます。 (スタート地点で1,700mだそうです。そりゃ凍ってるわなぁ。) …この時点で、もし自分1人だったらかなりびびってると思います。(^_^;) しばらく歩くと上方が開けてきて幾分明るくなって来ましたが 雪のアプローチであることに変わりはありません。 |
歩き始めて1時間ほどで休憩。 雪の上のコーヒータイム、わーい!嬉しい♪ この先は森林限界を超えてシラビソの林からハイマツとシャクナゲに変わっていきます。 「森林限界」を目の当たりにしたのは初めてでした。 見る間に低くなっていくシラビソが岩肌に沿うように生えるハイマツに変わっていく様はドラマチックでした。 |
黒百合平の黒百合ヒュッテは通年営業の山小屋です。 ソーラー発電のパネル、なかなかハイテクな感じです。 手に持ってるボトルは、分かる人には分かる(!?) (きっと本当なら一緒に歩いてなんて貰えないんだろうなぁ・・・。) ここから先はアイゼンを付け、ザイルで確保して貰いながら登りました。 11:30頃出発。 |
12:30頃??東天狗頂上着。 岩場と雪の斜面の上に、頂上! 今日は風もほとんどなく、いいお天気で頂上でのんびりできました。 南八ヶ岳の険しい頂が間近に見えました。 権現岳、主峰赤岳、阿弥陀岳。 写真には写しきれませんでしたが、遠くには南北中央アルプス、穂高なども。 「日本の背骨」を実感しました。 とにかく360度どこもかしこも良く見えました。 頂上で記念の1枚。 デジカメでの自分撮りは難しい・・・(^_^;) 風もないのでのんびりしていましたが、気温はおそらく5℃位だそうです。 確かにしばらくじっとしていたら寒くなってきました。 12:48スタート、13:04西天狗頂上着。 励まされながらやっと登りました。 険しい南八ヶ岳と穏やかな北八ヶ岳・・・ 山の様相が天狗岳を境にくっきりと違うのには驚きでした。 東天狗岳、西天狗岳の下には天狗の庭が広がります。 こんな高い所に大きな池まであります。 |
残念ながら下山中の写真はありません。 ザイルでしっかり確保されていたので怖くはありませんでした。 でも…とても写真を撮るどころではありませんでした。(^_^;) |
「連れて行って貰える。」から実現した今回の山行でした。 残雪の八ヶ岳、自分1人ではとてもとても無理だったと思います。 本当に有難うございました。 歩きながらたくさんのアドバイスを貰いました。 やっぱりその場で教わるとピンと来るものがあります。 本やネットで知っただけの知識と、生きたアドバイスは全くと言っていいほど違います。 写真はダブルストックだったのでほとんど撮れませんでした。 カメラはザックにしまいこんで、休憩時だけ撮影しました。 初めて足を踏み入れた高山の世界。 2,500mオーバ-の限りなく開けた景色。 ひたすらひたすら感動してました。 お見せできなくてすみません。(^_^;) アイゼン、ダブルストックも初体験。 最初はギクシャクしましたが、慣れてくるとやはりぜんぜん違います。 あるとないとでは大違いでした。 今回の山行は、学ぶ事・反省する事がたくさんありました。 持ち物などについても、改めて考え直す必要を感じました。 最低限にして必要十分な装備・・・。 最後にばたついてしまい、終了時間の記録を取り忘れました。 下り、かなりびびりながら降りてきたので結構かかったかもしれません。 帰路に着いたのが遅かったので当然しっかり渋滞にはまり、寄り道して帰宅は21:00でした。 しばらくこれほどの山には登れないと思いますが 教訓を生かしつつ、これからも山に登り続けたいと思います。 本当に有難うございました。 懲りずにまた連れて行ってくださいね。 |
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