山の中はうろうろしていたけれど、ちゃんと登るのは初めて! akemiの山行記録のページです! |
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2005年4月3日(日) 川苔山(川乗山)1,364m 前日に映画「運命を分けたザイル」を見に行く。 アイスクライミングのドキュメンタリー、現地撮影の迫力はシアターで見たくて。 買い揃えつつある山道具。 とりあえずは靴と身体を慣らすために近場への計画。 ガイドブック片手に「あんまり初心者向けというのも悲しいし、人がうじゃうじゃいるのもイヤだし。」 ・・・で、奥多摩の「川苔山(川乗山)1,364m」に決定。 高井戸から100分で行けるそうだし、中級コースで歩行時間4時間40分も妥当かと。 ☆コース☆ 大丹波川沿いの林道からスタート→獅子口小屋跡→踊平→横ガ谷平→川苔小屋 →川苔山山頂→横ガ谷平→獅子口小屋跡→スタート地点。 |
熊の注意にびびりつつスタートを切ったのが8:16でした。 |
セレナちゃんを林道沿いの空き地にとめてスタート・・・ さらに細くなる林道を軽1boxが登っていくのが見えてふと気になったけれど 未舗装の砂利の林道を2駆のセレナちゃんで登る自信もないので諦めました。 たぶん・・・ガイドブックのスタート地点はもっと上の方だったのではないかと。(^_^;) |
しばらくは沢沿いの小道を歩きます。 山登りというより渓流散歩のようで、私にはとっても嬉しい♪ |
沢沿いに歩いていると、いたる所に丸太橋がかかっていました。 最初は恐々渡りましたが、あまりの数の多さにあっという間に慣れてしまいます。 橋の上からつい渓流を覗き込んでしまいます。 岩魚の稚魚が流れに遊んでいました。 いい沢なんですね。(^^) |
a はじめは「おお、雪が残ってる!」なんて喜んでいたのですが 人があまり入らないらしいこのコース・・・ 特に獅子口小屋跡→踊平の区間はかなり厳しかったです。 踏跡が雪に埋もれ、私以前の登山者はせいぜい1〜2人らしく足跡もしょっちゅう見失います。 おまけに春の柔雪のせいで膝上までずっぽりはまるラッセルを強いられる事もしばしば。 赤いテープも視界から消え、予測をつけては進み、また戻りの不安な行程でした。 |
日曜だというのに誰一人として出会うことのない静かな登山道。 道標を見つけるとほっと胸をなでおろします。 |
花は咲いていなかったけれど、キノコは見つけました。 あとひと月もすればスミレの群落が見られたそうなんですが・・・。 |
山頂目前の「川苔小屋」です。 中を覗いてみましたが、とてもくつろげそうな雰囲気ではありませんでした。(^_^;) 夏場だったらいいのかなぁ?? 避難小屋としてなら十分意味があるのかも、という気もしましたが・・・。 |
やっと山頂!! 12:06・・・ということは3時間50分!? たどり着いたら5人ほど休憩していました。 私が歩いて来たコースと、そして1人できた事を知ると驚かれました。 皆さんどうやらもっと簡単に登れるコースで来たようでした。 とりあえず持参したおにぎりとコーヒーで昼食。 登りは汗だくで半袖になっていたのですが、止まっているとさすがに寒くなりました。 後から登ってきた方と話しながら30分ほど休憩し、12:37下山開始しました。 |
帰り道は行きより近いコース、雪も少なかったので楽でした。 渓流を眺めながら快適な下りでした。 途中、渓流釣りの男性と同じコースを下ることがわかり 釣り談義をしながら楽しい下山でした。 セレナちゃんにたどり着いたのが14:40でした。 ほぼ2時間の歩きでした。 途中から行きと同じコースだったので道もわかっているし、快適でした。 荷物を降ろしていると先ほどから時折ぱらついていた雨が強くなり始めました。 沢沿いの道のため雨が気になっていたので、まさにGoodタイミングでした。 |
帰路に着いたのがほぼ15時、帰宅に2時間強かかり久々の山登りは終了しました。 ほぼ6時間の歩きでした。 「花粉症なんだけど山に行くと不思議と大丈夫なんだよ。」と聞いてはいましたが 杉林を抜ける山道、思い出してみるとなんともありませんでした。 本当に不思議なものです。 もともと体力的に不安はありませんでしたが、新しい靴にさほど違和感もなく まずは成功といったところでしょうか。 しかし、膝上ラッセルは全く予定外の事でズボンの膝から下がドロドロになったのには参りました。 代えのズボンもなく、帰りの運転はなんとも居心地悪かったです。(^_^;) |
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