花粉症対策　２００６

現在、日本人の約20%が花粉症だといわれています。
では、花粉症とはいったいどんな病気なのでしょうか。


花粉症はご存じのとおり、アレルギーの一種です。
スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって起こる季節性アレルギー性鼻炎です。

花粉症では次のような症状が現れます。
風邪では１週間程度で症状が治まりますが、花粉症では２週間以上続く場合が多いようです。

鼻炎の症状	・くしゃみ・鼻水・鼻づまり ・鼻水は風邪と違い粘性や濃性にならず、いつまでもさらさらした水溶性
眼に関する症状	・かゆみ、なみだ、充血など
その他の症状	・ノドのかゆみ、皮膚のかゆみ、微熱など

2006年春のスギ花粉は例年より少なく、飛散開始は例年より遅れる見込みだそうです。
しかし、昨年の花粉の飛散量が大変多かっため、今年から花粉症になる人も。
今からしっかり花粉症対策をしておくことが大切です。

花粉症情報の要注意日 1）　天気：晴れまたは曇り 2）　最高気温が高い 3）　湿度が低い 4）　やや強い南風が吹き、その後北風に変化したとき 5）　前日が雨 雨の翌日に晴れて、南風が吹いて気温が高くなる日が要注意日となる。（日本気象協会）

生活習慣・食習慣改善で免疫力ＵＰ！

睡眠不足やストレス、運動不足、食事の偏りなどが花粉症の症状を悪化させます。
疲れたらしっかり身体を休めたり、リラックスの時間を取りましょう。
日ごろからバランスの取れた生活を心がけ体の抵抗力を強化しましょう。

食事では動物性蛋白や脂肪の摂り過ぎに気を付けましょう。
青魚や野菜中心のバランスの良い食生活を心がけましょう。
花粉症の症状に効く食品・サプリメントを上手く利用するのも効果的です。

花粉に触れない・持ち込まない！

• ドアや窓を閉めて屋内への花粉の侵入を防ぐ
• 雨の翌日の晴れて暖かい日や午後１時〜３時の花粉飛散のピーク時には外出を避ける
• 外出時にはマスク・メガネ・帽子などで完全防備する
• 髪の長い人はなるべくまとめて花粉の吸着を防ぐ
• すべりの良い素材のコートなどで花粉の吸着を防ぐ
• 帰宅時には玄関先で髪や衣服についた花粉を払い落とす
• 帰宅後はうがい・手洗い・洗顔で花粉を洗い流す（ 濡れタオルで拭くのも効果的 ）
• 家の掃除はこまめに( ほこり・花粉は隅に集まります)
• 外に干した洗濯物・布団は花粉を良く払ってから取り入れる

水フィルター掃除機や空気清浄機、布団乾燥機、花粉防止スプレーなど
便利な物を上手に使って、なるべく花粉に触れないようにすると症状も緩和されます。